辛くて悲しい週末でした。この週末が、消えてなくなってしまえばいいのに・・・。
何もする気になれず、現実逃避・・・。いつまでもこんなんじゃダメだってわかっていても、心がついていかなくて・・・。 書こうかどうしようか迷ったけど、書くことによって、現実を受け入れることができ、少しでも前に進めることができるならと思って、あえて書かせてもらおうと思います。 去年の暮れに1人失ったばかりなのに、私たちはまた1人、仲間を失ってしまいました。 18日(金)に突然受けた、Jさんの突然の訃報・・・。 フランケンの同級生でもあり、私たちの友人でもあり、音楽仲間でもあり、そして行きつけのBARのマスターでもあるJさん・・・。 はや〇やさんから、電話をもらったときには、「はぁ?」って。「何言っとるの?」って。 だって、ついこの間の定期演奏会で、一緒にステージに乗って演奏したばかりなんだよ。 でも、はやひやさんの電話を切ったあとも、あちこちから、電話やメールが届き、どうやら本当のことだと・・・。 すると今度はその事実を、頭と身体が受け入れることを拒否、身体中が冷たくなって、震えだした。 思考停止のままとりあえず仕事を終え、フランケンや仲の良かったメンバーと一緒にJさんちへ・・・。 布団の上に横たわっているJさんを目の当たりにし、みんな呆然・・・言葉もでない。 穏やかに、ただ眠っているだけのような寝顔・・・ 「Jさん、起きてよ!!何寝とるんな!!」って、いくらみんなで呼びかけても、返事をしてくれない。 みんなで泣き崩れた。 本当に突然のことだったみたいで・・・「Jちゃん本人が一番びっくりしてるんじゃないかな」と、奥さんのJママさん。 (Jママさんもフランケンの同級生であり、私たちの吹奏楽仲間なんです) 寝ているJさんを目の前にしても、それでも全く信じられない。 フランケンは、同じく同期の吹奏楽仲間であるMさんとそのまま出かけ、べろんべろんになって帰ってきた。 信じられない気持ちとショックなのを、きっとお酒で紛らわすしかなかったのだろう。 「悔しい、悔しい」と言いながら眠りにつくフランケンを見て、また泣けた。 土曜日のお通夜は斎場で行われた。田舎では普通、親族とお組合だけで行われるお通夜に、仲間が大勢集まった。 そこでもまた泣けて泣けて・・・。 その晩は、JママさんがJさんの元で1人で泊まるというので、一人じゃ寂しいだろうと、はやひやさんとフランケンとで、 お通夜が終わってもそのまま残って、一緒に飲み明かすことに。 Jさんと一緒にゆっくり飲める最後の晩・・・泣いたり笑ったり、Jさんとの思い出話は尽きない。 (12時ころ、ジェイ〇バーの常連客さんたちが見えたので、私たちは交代して帰ったんだけど・・・) Jさん、早すぎるよ・・・。 何年か前から、少し体調を崩し、お酒も控え、食事などJママさんの献身的な看護のおかげで、最近はとても調子がいいように思えたJさん。 この間の演奏会の後の慰労会でも、「Jさん、最近調子がいいね!!」って話したばかりなのに・・・。 この間の演奏会のとき、本番直前にステージでソロの練習をしているJさんを、隣で見守るJママさんの図。 あれからまだ、3週間も経ってないんだよ・・・。 一緒に飲んでいるとき、Jママさんがいないところで、Jさん私にしょっちゅう、 「オレは、本当にH子には感謝してるんだ。本人には言えんけどな。」って言ってたよね。 もっと年をとった後に、Jママさんには言おうと思ってたと思うんだけど、言えなんだじゃん。ダメじゃん・・・。 そして日曜日は、最後のお別れ・・・。 前の晩にフランケンがJママさんのところへ、「Jを、演奏で見送ってやりたいんだけど」ってメールしたところ、 Jママさんから、「もしできるなら、〇〇とスウィングカクテルズで、Jちゃんの大好きだったムーンライトセレナーデの演奏で、送ってやって欲しい」とのお返事。 〇〇とスウィングカクテルズは、以前、Jさんとはやひやさんが立ち上げたビッグバンドです。 夜中に急遽、結成当時のメンバーへ連絡、みんな二つ返事でOKとのこと。 38年組全員と他数名、総勢16名で告別式の前に集まり、少し練習。 やはり長年一緒にやってきたメンバーのこと、2~3回とおすだけでバッチリ! 演奏は、我が団の副団長が弔辞を読んだすぐ後・・・。 Jさんの愛用していたトランペットは、いつものJさんの立ち位置に置かれた。 Jさんと一緒にやる最後の演奏・・・。 そして、旅立っていくJさんに届くように、涙で楽譜は見えなかったけど、一生懸命心を込めて吹きました。 でも、こんな悲しい演奏はもうイヤです。 本当に悲しくて辛い週末でした。 私のどこにそんなに水分があったのかというほど、次から次へと涙があふれ、泣きっぱなしの3日間でした。 お通夜と葬儀の間、ずっと涙を流さなかったフランケン、家に帰ってきてから泣いていました。 ずっと気を張っていたんだろう。現実に戻って急に寂しくなっちゃったんだろうな。 私たちでさえこうなんだから、夫を失ったJママさんの悲しみは、とても想像がつかない。 Jさんも、Jママさんを残して旅立つのは、ほんとに心残りに違いない。 でも、Jママさんのことは、私たちみんなで支えていくから、Jさん安心してゆっくり眠ってね。 今頃は、去年旅立ったJさんと再会して、一緒に飲みながら、音楽を語っているかな。 中央の2枚は、Jさん夫妻と、私たち2人の4人で撮ってもらった写真。 古いほうのは、今から12年前の・・・ひょぇ~~~!!フランケンの髪はまだふさふさだし、私は太っててパンパン!! もう一枚の方の最近の写真のと比べて、まるで使用前使用後みたいだ・・・。 思い出の写真として選んでくれたのはすっごく嬉しいのに、思わず苦笑・・・。そして涙・・・。 日に日に、寂しさが募るばかりです。
by maccha1020
| 2009-06-23 06:02
| 日常
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by maccha1020
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