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寂しい・・・

「この世に産まれてきた限りは、必ず死は訪れる」 
頭では分かっていても、やはりそのときが来ると、残された者は悲しくてやりきれない気持ちになります。 
訪れるのは遅ければ遅いほどいいわけで・・・。 
 
今年に入って体調を崩してした伯父が、先週息をひきとりました。 
昨日がお通夜で、今日がお葬式、伯父との最後のお別れに行ってきました。 
 
「肺ガンである」と告知されてから、丸3年。 
伯父も覚悟はしていたようで、宣告されてからの限られた命をとても大切にしていました。 
毎日1時間かけての散歩をかかさず、もちろんタバコはやめ、 
体調がいいときには、伯母や孫たちと出かけては、毎日の生活を楽しんでいたようです。 
 
親族一のお洒落で、赤やピンクの靴下でもイキに履きこなし、そのときの格好に合わせるように、眼鏡や帽子だって何種類も持っていました。 
服や靴が汚れるからと、雨が大嫌いだった伯父、天気予報では雨か雪と言っていた今日晴れたのも伯父の計らいだろうか・・・。 
 
とにかく人が大好きで、面倒見がよく、いつも先頭にたって親族をまとめてくれていました。 
一番元気になるのは、みんなの顔を見ることだと常に言っていた伯父、去年の11月には、毎年行っている私たちの従兄弟会にも他の伯父や伯母たちを引き連れて参加。 
夜遅くまで、みんなと一緒になって騒いでいました。 
そのときに私が何気なく撮った写真が、伯父と伯母との最後のツーショットとなったそうです。 
そこには、満面の笑みの伯父と伯母が寄り添うようにして写った姿がありました。 
「来年も絶対に参加するぞ~!」って、言っていたのに・・・。 
 
10人いた父の兄弟も、父を入れて後4人となってしまい、本当に寂しくなってしまいました。 
生きているかぎり、もう伯父に会うことはできないんだと思うと、本当に悲しいです。 
 
でも、残された親族がこれからも、みんなで仲良く助け合って暮らしていくことが、伯父への一番の供養になるのでは、と思います。 
伯父もきっと、空から見守っていてくれるでしょう。
by maccha1020 | 2005-02-26 15:31 | 日常


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