農業体験①

’08.04.19
先週末の土曜日、叔父から「梨の花付けを寄り合いに来てくれんか?」と電話があり、午後からフランケンと行ってきた!

義父の弟である叔父の家は、梨を手広くやっている。
毎年頼まれてはいたんだけど、どうしてもこの時期、アレルギーのでちゃう私は申し訳ないと思いながらも、
断り続けていたのだ。
でも、今年は本当に人出が足りないらしく、「なんとか頼む」と言われ、断りきれなかったのだ。
こんな農作業ど素人な私でも、猫の手よりはマシらしい(;^_^A 私につとまるらか・・・(ー'`ー;)

早速、果樹園へ! 今日は花付けではなく、花取り作業だった。
梨は、自家受粉(同じ花の中で受粉)では結実が悪く変形した果実になりやすいので、他品種の梨の花粉で受粉するらしい。
花粉を取るためにはまず、開き始めた花を摘み取ります!!

これが、花粉採取用の梨の花
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そして、こちらが梨の実をつける花
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明らかに違う!!
(素人の私には、説明から入らないとだから、叔父も大変である!(;^_^A )

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この日はとてもいいお天気で、気温もどんどんあがっていく。
早く摘み取らないと、花が開ききって飛んでいってしまうとのこと。
気温と時間との勝負・・・それにかなり根気のいる作業である!!

この日は、結婚して名古屋に住んでいる叔父の娘夫婦も手伝いに来ていた!!
私より3つ下のフランケンの従妹とは、昔からウマが合い、仲良くしていた。
名古屋へ行ってしまってからは、なかなか会える機会がなく、久しぶりに会った私たちは、嬉しくってマシンガントーク炸裂!
たびたび、「手も動かせよ!!」と、叔父の激が飛ぶ!(〃'∇'〃)ゝ もちろん、ちゃんと動いとるよ~!

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それにしても、可愛い花!摘んでしまうのが可哀想なくらい・・・(T^T)

腰に下げた籠いっぱいになるには、軽く1時間はかかった。私は、3籠ほど摘み取った!
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一つの花からわずかな量の花粉しか取れないため、大量に花を摘み取る必要があるんだって!!

d0149663_14421188.jpg花粉を採取するためにはまず、梨の雄しべの先端に付いている、
葯(ヤク)と呼ぶ花粉の入った袋を取り出す必要があります。

摘み取った花から葯を取り出すため、専用のマシンが登場!
花びらやがくなど大きいゴミと葯を選別する機械だそうだ!

まず、上部の投入口から、摘み取った花を投入。
5秒ほど数えて後部の扉を開くと、花びらなどが排出されます。

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                              選別された葯!
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花びらなど大きいゴミは取り除いたとは言え、この時点の葯にはまだ、花の軸などが混ざっているため、
ふるいにかけて更にゴミを取り除きます。(完全防備の私(*^m^*) )
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そしてさらに、花糸取り機と言うマシンで花糸を取り除きます。
ふるいにかけた葯にはまだ、花糸とよぶ雄しべや雌しべが残っているためである!
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機械の前部に葯が、後部に花糸などのゴミが出る仕組み!

左が、花粉を採取するのに、大事な葯。 右がゴミ・・・
ちなみに私は、「これ、どっちがゴミ?」と聞いて、叔父に呆れられました(;^_^A

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きれいに選別した葯を丁寧に広げ、このようにして1晩~2晩おきます。
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すると葯が開いて、花粉がふき、赤かった葯が黄色になるのだそうだ!(写真、奥のように・・・)
これ、なんか懐かしいと思ったら、昔蚕を飼っていたときに使用していたやつだって!

これでようやく、花付けの準備完了!!
摘み取った梨の花30kgから、採れる花粉は30gにも満たないそうで・・・これはかなり貴重なんだそうだ。

今では、この花粉も中国から輸入しているところが増えているんだって!10グラム、4000円くらいするそうだ・・・(;^_^A
輸入した花粉でも、同じように美味しい梨ができるの?との私の問いに、「使ったことないでわからん!」と叔父・・・
そりゃそうだ!

にわか農業体験は、まだまだ続く・・・。
これっきしで、「大変だ~、疲れた~」などと言ってる場合じゃなかったのである・・・。
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by maccha1020 | 2008-04-23 22:56 | 信州の風景(春)


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